土踏まずの痛み
症状
8月の上旬から土踏まず部分の痛みが気になり始めた。その後整形外科に受診し痛み止めの薬と湿布を処方されたがあまり変わらなかった。母親の友達が当院へ来ていることから相談を受けた。 歩くと土踏まず部分の痛み、最近は夜になると病んで寝れないことが多い。体育にも参加できず見学中バスケットボールの振動でも患部に響くような感じがする。
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来院者
女性
10 代
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期間
2018年8月 ~ 2018年8月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
4回
施術と経過
痛んでいる個所から原因を探った。すると脛の内側に緊張を見つけたのでそこに鍼をした。また、動きの回復を目的に足指にあるツボにも刺激を加えました。最後に背骨に炎症反応を示す硬結がみられたので小指に鍼をして仕上げました。 施術後「何か痛みが引いたようです」と言われた。同伴していた母親もびっくりしていました。 二診目、ぐっくり眠ることが出来ている。初診日に確認できた患部の腫れも気にならない程になり痛みもだいぶ治まってきた。 三診目、歩いても痛くないし痛み自体を気にすることが少なくなってきた。 四診目、体育の参加など活動量が増えてきたので施術を終了した。(※一診目~四診目同様の施術)
使用したツボ
まとめ
夏休み中から痛みをずっと我慢していた模様でした。患者さん、母親の「もっと早く来ればよかった」と言う言葉が印象的であります。土踏まず部分の痛みでも丁寧に原因を探り、身体の緊張を解くことで痛みの解消へ繋げた症例であります。安静やインソールの導入などが一般的と思いますが鍼施術は緊張を解き身体の張力バランスを整えることを目的としています。 患者さんの元々の姿を取り戻すと自然と動けるようになります
担当スタッフ
洲崎 和広