踵が6日前から痛い
症状
6日前の朝、起きると踵を着くと痛く移動時はつま先立ちになってしまった。部活動の顧問にインソールを入れた方が良いと聞き、スポーツ店で購入し様子をみていたが改善されずにいたためインターネットで調べ当院にこられた。つま先立ち歩行であり、立ち上がり動作等体重をかけると踵が痛む。
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来院者
男性
10 代
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期間
2019年11月 ~ 2019年11月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
踵部には圧痛があり、踵の中央であった。身体を細かく触診していくと仙骨部に強い緊張がみられた。 そのためここに鍼をした。圧痛は減ったものの立位をとったときの痛みそのものは変わらない。 次に身体の重心に注目した。健側に大きな偏りがみられたため、患側のヒラメ筋に緊張がみられた。そこでヒラメ筋にみられた緊張に鍼をするとしゃがんだり、歩いたりすることが可能になったため施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
踵の痛みは患部への過剰な負荷が原因となるため、例えインソールを入れたとしてもその場限りになることが多い。過剰な負荷となある原因、今回は仙骨の緊張を見抜けたことに尽きる。最後の仕上げ部分で身体の癖を取り戻せたこともこの症例のポイントである。
担当スタッフ
洲崎 和広