2日前の夜に腰のストレッチをして痛めた
症状
2日前の夜に仰向けになり腰を捻じる動作のストレッチをすると腰に違和感を感じた。その次の項目にある側臥位になり横に足をあげる動作を行うと今度は痛くなり腰骨の中の方へ響くようになった。 日曜日の休みを挟み痛みが取れず、会社へ行くも立ったり座ったりすると痛く何より屈むことが全くできなくなった。くしゃみをしても同様の痛みを感じるためこれ以上の悪化を恐れ連絡をいただいた。
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来院者
40 代
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期間
2020年1月 ~ 2020年1月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
3回
施術と経過
右の仙腸関節付近の緊張が著明でありこの部が中心となり動作時の痛みを呈していた。 そこで右の小指・足にある仙腸関節に関わる所に鍼をした。痛みは半分くらいになったことを確認し、一回目の施術を終えた。 2回目の3日後『立ち上がり動作のときにまだ痛みは残っている』とのこと。痛む部位が左になっていること、また場所も背中部になっていた。そこで、前回の施術に加え背中にみられる緊張部位と関わる足のツボに鍼をした。 立がり動作時の痛みは消失した。 3回目の1週間後『経過良く、ほとんど痛みを感じずに過ごすことが出来た』 仙骨付近に強く屈むと痛みが出ると言うことだったので、ふくらはぎのツボに鍼をした。 動作時痛の消失と経過良好なことから全ての施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
デスクワーク主体のお仕事のためか臀部に強い緊張がみられた。この普段からストレスをかけている所に手や足の緊張が腰部に負担をかけることで発症したぎっくり腰と思われます。こうしたぎっくり腰は痛む腰に施術を加えてもなかなか良くならないことが多く、痛みの追いかけっこをしても良くならないことが多いと思います。発症した原因点からを施術し、「今日はここまで」と施術目標を立てることが重要であります。
担当スタッフ
洲崎 和広