歩くと股関節の付け根に違和感があり足が挙がらない
症状
1カ月程前から股関節の調子が悪い。自分の中では『股関節が外れたような感覚』から始まり次第に足が挙がらなくなってきた。痛みではないが歩くと股関節の付け根にギュッとした異物がある違和感があり、キレイな歩容を保てなく友人からの勧めもあり当院に来られた。 問診の中でこの不調を感じ始めてから下半身に冷えを感じたことも把握した。
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来院者
女性
30 代
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期間
2020年4月 ~ 2020年5月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
3回
施術と経過
股関節の屈曲・外旋の動きの制限が原因であることを伝え施術を始めた。 まずは股関節の全体的な緊張を解くため、仙骨にあるツボに鍼をした。続いて、ふくらはぎ・足指にある股関節の動きと関わる部に鍼をした。 1回目の施術で7割程痛みが解消された。 2回目で同様の施術を行いほとんどの症状が解消され、3回目を始める頃には下半身にあった冷えも解消されていたことからも経過良好であると判断した。そして、メンテナンス目的の施術を行い終えた。
使用したツボ
まとめ
ここ最近の生活環境の変化として在宅時間が長いことがあり坐位の時間が増え下半身に緊張を作りやすかった。そこで、仙骨や足指・ふくらはぎにあるツボを使いました。本件は股関節の動きを取り戻すことで同時に抱えていた下半身の冷えも解消できました。このような環境下だからこそ、施術後に臀部特に股関節の周りのストレッチ等をお伝えし励んでもらったことも早期に回復できた要因と思います。
担当スタッフ
洲崎 和広