10日前から身体を反ると脛が痺れる
症状
畑仕事をしており、2週間前から腰痛を感じ毎日のように湿布をしていた。立つ屈む中腰作業が多い仕事ではあるものの今のように痛みが取れないのも初めての経験であった。加えて10日前から仕事中に左脛部に痺れを感じるようになった。休憩時に身体を丸めている方が楽で背筋を伸ばした状態で座っていると同様に痺れが誘発される。
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来院者
男性
80 代
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期間
2020年7月 ~ 2020年8月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
3回
施術と経過
実際に坐位で強く反ると腰の痛みが強くなるのと同時に痺れが出るのを確認し施術に当たった。 胸椎下部に緊張がみられたため、脛のツボに鍼をした。すると臀部の方へ痛みが移った。そこで手の甲にあるツボに鍼をすると痛みと共に痺れも緩解されたため1回目の施術を終えた。 2回目、同様の所見ではあったが毎日あった腰痛も緩和されていた。 3回目、『生活に支障がなく、湿布もしていない』とのこと。同様の施術を行い、終えることにした。
使用したツボ
まとめ
患者さんの腰痛の訴えの大本は胸椎下部の緊張と思われる症例であります。この部の動きの悪さは直接的に腰部に過剰な負担をかけ痛みのサインとなって現れます。また、脛に痺れが出ていたことも大きなヒントとなりました。
担当スタッフ
洲崎 和広