食事中に痛くなってきた腰臀部
症状
10日前、レストランでの食事中に腰の違和感を抱く。周囲の目も気になり、痛いとは言えずに悶々としていた。食事が終わり立ち上がろうとすると腰が砕けるように痛くなり身体を伸ばすことが難しくなった。2、3日は激痛であったが段々と回復してきた。ただ、歩くと痛く台所に立っていることも難しいため当院に連絡をいただいた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2020年10月 ~ 2020年10月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
3回
施術と経過
身体をみていくと右に体重をかけると右腰臀部に痛みが発することがわかった。まずは手指にあるツボに鍼をした。すると臀部の痛みが和らぎ痛む範囲も小さくなった。続いて腰部の緊張から臀部・膝裏のツボに鍼をした。 すると歩行時の痛みが消失した。 2回目、『ずっと立っていると痛みを感じる』とのこと。胸腰椎移行部に強い緊張があったため、脛にあるツボ・足のツボで対応した。 3回目の施術時に症状が安定していることを確認した。
使用したツボ
まとめ
静止時の荷重バランスから施術に繋げた症例であります。身体は痛みを抱えると生理的に逃避性姿勢をとります。その状態でリセットされずにいるといつまでも痛みが続きます。そこで、荷重バランスに注目して施術を行うことで症状改善へと繋げました。
担当スタッフ
洲崎 和広