雪寄せで痛めた腰
症状
4日前に玄関前の雪寄せを行った所、腰部にズキッとした痛みを覚えその後は臀部の方まで広がってきた。当初は湿布をして様子をみていたが治まらなかったため家族に相談をした所当院へ来られた。日常生活では屈む・捻じる動作が制限されていた。
-
来院者
女性
70 代
-
期間
2021年1月 ~ 2021年1月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
痛む箇所を確認すると左の腰方形筋部・腸骨稜付近に特に強い緊張がみられた。 そこで、関連する手のツボ・臀部のツボに鍼をした。すると屈む動きがほぼ改善された。最後に捻じる動きが残っていたため、関連する肩甲骨外縁のツボに鍼をすると動作が改善されたため施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
本人にしてみれば雪寄せと言う軽作業でありましたが問診中に正月中の疲労度などを伺うことが出来ました。それらを考え、身体の観察をすると臀部や上肢に特異的な緊張がみられました。そこで緊張を取り除くと、腰の動きが良くなり痛みも改善することが出来ました。 腰はこのように全身からの影響を受けるのでしっかりとした観察が必要であります。
担当スタッフ
洲崎 和広