人との正面衝突で痛めた肋骨の痛み
症状
2週間前にフットサルをしているときに相手選手と正面衝突し、その後から痛みが増悪してきた。受傷時は運動できるほどであったがその晩から疼くような痛みが続いていたため、2日後に整形外科を受診した。そこでレントゲン検査を行うと『骨に異常はなし』と言うことであった。痛み止めの薬・塗薬を処方されたが症状に変化がみられなかった。 深呼吸時の呼気・吸気どちらでも痛み、捻る動きなど肋骨の動きが加わるとズキッとした鋭い痛みがあった。
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来院者
女性
30 代
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期間
2021年3月 ~ 2021年3月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
まずは、深呼吸時に季肋部に痛みを感じていたため、対応する背骨のツボに鍼をした。すると吸気の痛みが消失した。呼気時にはやや外側に痛みが変わったため背中のツボで対応した。呼吸時の痛みがなくなると『身体を捻じったり、上半身に捻じれが加わると少し痛む』とのこと。痛む箇所が肋骨の側面がぼんやりと痛むようになった。そこで、身体の軸を整える目的で股関節にあるツボに鍼をした。最後に脛にあるツボで仕上げると、動作時の痛み・呼吸時の痛みがなくなったため施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
肋間神経痛と同様の施術を行いました。痛めている範囲が広かった症例でありましたがツボに鍼をすることで痛む箇所が変わっていき、その都度対応していくと痛みも消失しました。
担当スタッフ
洲崎 和広