座るときが一番痛いぎっくり腰
症状
3日前の仕事中から腰部に違和感を覚えた。始めのうちは気になるほどではなかったものの時間が経つにつれて痛みとなってきた。夕方、台所に立っていると腰部から臀部にかけて重たい痛みを感じ楽な体勢が見つからない程になった。それから様子をみていたが症状が変わらず、痛みのピークを迎えたことから連絡をいただいた。日常生活では、立つ動きは出来るが座る動き・寝返る動きに制限がかかり困っている。
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来院者
女性
30 代
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期間
2021年6月 ~ 2021年6月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
座る動きをみると中腰になったときに腰臀部に痛みを訴えていた。そこで胸椎・腰方形筋部の緊張に注目し肩上部・手のツボに鍼をした。すると臀部の痛みとなり、痛み方も減弱した。そこで関連する肩甲骨外縁にあるツボに鍼をした。動きで見ると座る動きが可能になった。次に寝返りの動きをしてもらい、動きの中でみていくと仙腸関節部・腰方形筋部に痛みを訴えたため、対応する足のツボ・臀部のツボに鍼をすると寝返り動作も可能となったため施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
鍼をしたツボでもわかるように手や肩甲骨周りといった上半身の緊張を解くことで腰部の動きが可能になりました。手仕事と言う職業柄、肩こりを感じていると問診時に伺っておりそのことが施術を進めるうえでのポイントとなりました。
担当スタッフ
洲崎 和広