背中が突っ張り腕を上げることが出来ない
症状
特に思い当たることはないが昨年の正月が過ぎた頃から左側の背中に張り感を覚えそのうち左側の腕が上がりづらくなってしまった。数ヶ月すると右側にも同様の症状が現れたことから整形外科をした。そこでは『ストレートネックが原因であるので姿勢を正して』と言われた。いくら姿勢改善のためのストレッチ等に励んでも効果は得られず、6月から近所の整骨院に通うことにした。マッサージ・電気療法を患部に行うものでその場でのコリ感の緩和がみられたものの動きの改善には繋がらなかった。肘関節屈曲位のまま肩関節を屈曲させると痛みがあり、頸部の屈曲伸展時には両肩甲骨内端に痛みを訴えていた。
-
来院者
男性
20 代
-
期間
2021年10月 ~ 2021年10月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
頸部の動き・肩関節の動きの共通することとして肘関節の緊張に注目した。両肘関節のツボに鍼をすると頸部の屈曲時に左の背部に張り感を訴えた。また、肩の動きをみると左の動きのみ制限が残った。背中のコリに対応するために小指のツボに鍼をした。次に肩の動きに対応するために背中のツボに鍼をした。 最後に動きを確認すると左右差なく動かすことが出来るようになったため施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
頸部の動き・肩関節の動きの共通ポイントである肘関節に注目出来たのが大きいケースであります。大まかな制限が取れると残る課題にアプローチがしやすくなり、動きに対応していくことで速やかに改善されました。
担当スタッフ
洲崎 和広