座れない程の腰の痛み
症状
3日前に子供の引っ越し作業があり、長距離運転と重量物を扱うことで腰痛を覚えた。その晩は痛みを忘れる程であったが翌朝起きると起き上がれないくらい腰痛が酷くなっていた。腰椎椎間板ヘルニアの既往があり、その時と症状が似ていたこともあり病院受診をしてレントゲン検査・MRIを行ったが画像上は『異常なし』であった。湿布・痛み止めの薬を処方されたが効果を感じられず来院に至った。 来院時には痛みのピークであり座ることが辛く立った状態で問診等を行う程であった。
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来院者
男性
50 代
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期間
2022年4月 ~ 2022年4月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
患部である仙腸関節を中心に触れていくと特異的な緊張がみられたためその部を解すように考えた。 対応する肩甲骨の内縁のツボに鍼をすると痛みが軽減し座る動きが出来るようになった。そのまま5分ほど座っていると『骨の方が少し重くなってきた』とのこと。そこで、対応する腰部のツボに鍼をすると症状が消失した。 帰宅し、『これからWEB会議・明日のデスクワークもできそうだ』と喜びの報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
骨盤ー肩甲骨の連動を用いた症例であります。長時間の同一姿勢は身体に緊張を生みやすく本件で言えばポイントは仙腸関節でありました。姿勢と関り深い肩甲骨の緊張を取り除くことで大きく改善されました。
担当スタッフ
洲崎 和広