起き上がるときに首が痛い
症状
2週間前の大型連休を終えたあたりから背中の痛みを強く感じるようになった。振り返ると野球の連戦であり身体への負担が出ていると考えていた。積極的な休養を第一に考え過ごしていたが思うように症状はとれなかった。5日前からは、鎖骨・首回りまで痛む範囲が広がり、肩を動かしたり起き上がり動作時に強く痛むようになった。
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来院者
男性
10 代
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期間
2022年5月 ~ 2022年5月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
2回
施術と経過
背中の硬さを共有するために肩を回してもらい動きの確認を行った。患側は可動域が制限されており、肩甲骨・背部を中心に強いコリ感があった。そこで最も緊張が強い部位に注目し関連する腕・手のツボに鍼をした。起き上がる時にやや難は残ったが背部の緊張が緩和され肩の動きがほぼ整った。最後に首の伸展の動きに注目し、背部の緊張から頭のツボを用いた。すると起き上がる時の痛みが無くなった。 2回目の1週間後、『背中の痛みはない、朝、起き上がるときにやや首が痛い』とのこと。 頸部の可動制限を確認しこれまでと同様の施術を行うと改善された。 その後違う症状で相談され、経過良好の報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
スポーツの特性上、手や腕の緊張に注目して施術を行いました。 施術を行う前に首・肩の可動域を確認してから始めたため可動域の改善を目標に一緒に取り組みスムーズに行うことが出来ました。
担当スタッフ
洲崎 和広