歩くと内果に響く痛み
症状
今年から本格的にマラソンを始め定期的にトレーニングに励んでいた。これまでケガや痛みとは無縁であったが2週間前のハーフマラソン大会後から内果付近に痛みを感じるようになった。歩くと内果ーアキレス腱部に響くような痛みがあり数㎞走ると消失してまた出現するを繰り返していた。生活には大きな支障はないものの週末に次の大会があることから相談いただいた。
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来院者
男性
20 代
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期間
2022年4月 ~ 2022年4月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
患部をみていくと荷重時に痛みがあり圧痛もみられた。また著明であったのがヒラメ筋のストレッチを行ったときに踵が浮いてしまうことであった。これらの改善を目的に身体をみていくと肩甲骨内縁に緊張がみられたためその部に鍼をした。緊張緩和を確認して動かしてもらうと痛みが消失し、ストレッチ姿位をとっても踵が地面につくようになっていた。最後に背屈の動きを整え施術を終えた。 2週間後、リカバリー目的で来られた時に施術後から経過良好であることを確認した。
使用したツボ
まとめ
足首の痛みでありましたが身体の癖・重心の乱れを考え肩甲骨内縁に注目したのが本症例のポイントであります。また、ストレッチ姿位での痛み・歩行時の痛みなど動きで共有を図ることでピンポイントでの施術を行うことが出来ました。
担当スタッフ
洲崎 和広