コンタクトを変え悪化した後頭部の凝り・めまい
症状
3週間前、自宅で急にクラッとしためまいがあり、いつも感じるものと違ったため耳鼻科に受診した。そこでは『三半規管によるもの』と言われ処方された薬を1週間服用していると次第に治まってきた。同時期に眼科の定期健診があり受診すると『老眼がこれまでより進んでいます』と言われ、コンタクトレンズの高い同数のものを勧められた。それは自分にとって強すぎたのか付けて過ごしているとこれまで感じていためまいよりもさらに強いものを感じた。加えて後頭部の凝りを強く感じるようになり後頭部痛が頻繁に出現するようになったことから連絡をいただいた。
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来院者
女性
50 代
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期間
2022年9月 ~ 2022年9月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
後頭部の凝りに加えて身体の浮腫みが目立っていた。確認すると『言われてみれば、ここ最近目立つようになってた』とのこと。また、眼と関わりある後頭部・側頭部にも特異的な緊張がみられたことからこれらの解消を考えた。 身体の水分代謝と関わる足・腕のツボ、眼と首の緊張と関わる腰部のツボに鍼をした。残った緊張に対して手足のツボを使い対応した。すると『身体がポカポカしてきた。目が軽く感じる』とのこと。仕上げに後頭部の凝りに対して背中のツボ対応するとさらに軽さを感じてもらうことが出来た。 10日後、違う症状で来院されたときに経過良好の報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
眼のトラブルに加え、浮腫みに対してもアプローチして全身のコンディションを高めることで対応しました。 本件においては後頚部・側頚部のコリを見抜き腰部や足のツボなどを使い解したことがポイントであります。
担当スタッフ
洲崎 和広