ハムストリングスの突っ張り、ランニング時の身体の癖
症状
春先のマラソン大会に向けて1日おきのペースで10-20㎞を走っている。雪が積もってから室内トレーニングに場を移すとランニングマシーンを使っているときに仲間から左の肩が下がっていると指摘を受けることが増えた。試行錯誤してみたが変わらずにいると4日前に外を走り10km過ぎた当たりから左臀部とハムストリングスに違和感を覚え、15km過ぎた頃には痛みに変わった。2日後も走り、徐々に痛くなってくるのは変わらない。
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来院者
男性
40 代
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期間
2023年2月 ~ 2023年2月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
ハムストリングスのストレッチ肢位を行うと突っ張り感を訴えたのでこの動きの調整を図った。 腰部にあるツボ・膝裏にあるツボに鍼をした。再度確認すると消失していた。次にハムストリングスに負担をかからないように考え、身体のバランスをみるため片脚立位を行い、患側では不安定性が顕著に現れた。そこで重心バランスを整えることを目的に肩甲骨内縁のツボに鍼をすると左右差がなくなった。 2週間後『あれから走ることが出来ている、気にしてない』とのこと。 マラソン大会までメンテナンス目的での施術を続けている。
使用したツボ
まとめ
身体の癖によりハムストリングスに負担をかけていた症例であります。 ハムストリングスだけの問題ではなく、身体の余分な緊張を取り除くことで安定性を取り戻し怪我をしにくい状態を目指していきます。
担当スタッフ
洲崎 和広