常時怠い腰部
症状
10年前に腰部を痛めてから年に数回の頻度でギックリ腰になる。 船舶管理業のため、船内で過ごすことが多くシステムの調整のため窮屈な姿勢でいることが多い。 以前までは多少窮屈な作業をすることが可能だったが最近は出来ない。行っていると痛くなって寝そべってやることが多い。生活面では、朝起きるときに痛くスッキリせず常時腰部が怠い。遠出すると同じ姿勢が取れなくなり痛くなることが多い。 最近はぎっくり腰はないが上記症状が気になることから連絡をいただいた。問診時に月に一回の頻度で寝違えが出ていることを把握した。
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来院者
男性
40 代
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期間
2024年4月 ~ 2024年4月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
症状と環境要因から重心バランス乱れと身体の捻じれに目を向けた。 実際に仙腸関節部捻じれ(右回旋制限)・股関節の内旋制限が現れていた。まずは仙腸関節部・頸部との関連性から肩甲骨のツボに鍼をした。 次に身体の捻じれに対応するため足のツボ、下半身の緊張を取り除くことを目的に臀部のツボに鍼をした。 すると動作制限がなくなり、身体も動きやすくなった。後日、経過良好の報告をいただいた。
使用したツボ
まとめ
船舶内で過ごすためか偏った重心バランスが問題でありました。また、仙腸関節を中心に捻じれが強く現れておりこの部に焦点を当てて施術を行いました。 寝違え、腰痛の関連性を考えたことで動きやすくなったと思われます。
担当スタッフ
洲崎 和広