重量物を移動させたときに発症した腰椎椎間板ヘルニア
症状
3週間前、約120㎏の重量物を移動させたときに腰の痛みを発症してその後脚の痛み痺れが強くなってきた。心配になり整形外科に受診すると『第三腰椎第四腰椎の腰椎椎間板ヘルニア』の診断とのことで痛み止めの薬と湿布で様子見であった。ただ、症状が変わらず生活でも大きく支障をきたしていた。 腰の痛みが出てから仰向けをとることが出来ず、就寝時におきてしまう。また腰を伸ばせず肩や背中などに痛みを感じるようになってきた。
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来院者
男性
60 代
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期間
2024年4月 ~ 2024年5月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
3回
施術と経過
立位での伸展の動きを行うと腰部の痛みに加えて脚の痛み痺れが誘発された。まずは関連する臀部のツボに鍼をした。また、腰部のツボを加えることで脚の症状に対応した。すると伸展の動きが可能になったことから仰向けの動きをとってもらうと足の痛みがやや残るとのこと。そこで腰部のツボに鍼をすると解消された。 2回目、『仰向けのときの痛みがなくなり楽になった。大腿部にやや痛みが残っている』とのこと。同様の施術を行った。 3回目、『以前のように運動を始めようと思う。経過も良い』とのことで同様の施術を行った。 これからはメンテナンス目的での行い一緒に経過をみていくことにした。
使用したツボ
まとめ
診断はついていたものの現れている症状に着目して施術を行いました。 腰部の緊張はそのまま下肢症状に影響するため腰臀部に施術を行ったところ大幅な改善がみられました。
担当スタッフ
洲崎 和広