前外側シンスプリント
症状
マラソンが趣味で2か月前から走り出すと脛の前外側下3分の1あたりに痛みを感じる。 当初は数km走ってからの痛みであったが今では20,30mほどで痛みが出始める。この間、最初に整形外科に受診した。すると『前外側のシンスプリント』と診断を受けた。痛み止めの薬・湿布の処方を受け経過を見ていたが変わりなかった。その後、リハビリ室にて足関節の可動訓練を受けたが変化はなかったことから連絡をいただいた。
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来院者
男性
40 代
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期間
2024年8月 ~ 2024年8月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
みていくと腓骨下3分の1の緊張が強く圧痛が顕著であった。最も顕著だったのは患側荷重時に体幹が不安定だったことからこれらの動きの改善を考えた。 関連する背中のツボに鍼をした。次に仙腸関節の緊張を取り除くことを目的に該当部に鍼をした。 ここで確認すると動作時の安定性を取り戻した。仕上げに股関節の動きを整え終えた。
使用したツボ
まとめ
私が注目したのは背骨にみられた緊張であります。 この部はシンスプリント部と関わりあることからこの部に鍼をすることで動きが良くなり痛みが消失したと思われます。
担当スタッフ
洲崎 和広