背部痛・肋間神経痛など改善例
背中の痛み・肋間神経痛で悩む方へ
このようなお悩みはありませんか?
- 背中のつっぱりがなかなかとれない
- 朝起きると背中が痛い
- デスクワークすると背中が痛む
- 仰向けで寝れない
- 呼吸が浅い気がする
など、背部のお悩みを訴える方を多くみてきました。
症例15
症例14
症例13
症例12
症例11
症例10
症例9
症例8
症例7
症例6
症例5
症例4
症例3 朝起きたら首が痛い
症状と来院理由
今朝起きると首が回らず、起きるのが大変だった。また、衣服を着たりちょっとした動作で首が痛む。午前中様子をみていたが肩の方まで痛みが伸びてきたため心配になり、ホームページを見て連絡をいただいた。
頸から背中まで痛みが走り、肩を挙げたりするだけでも痛がっていた。車を運転し、やっとの思いでこられた。
来院者
40代女性 会社員
来院日
平成30年 12月
施術とその後の経過
診ると左の肩~背中まで盛り上がっておりパンパンに張っていた。身体を診ると臀部に大きな緊張を見つけた。そこでそこに鍼をし、動かしてみると上向きはできるようになり、振り向く(回旋)に痛みが残った。
そこで背部の緊張点から腕に鍼をした。最後に張り感があったお腹を緩め、動きをチェックすると全可動域において動かすことが出来た。
痛み・動きもとれたことから1回の施術で終えた。
主に使用したツボ・整体(活法)
聚労L、孔最L、合谷L、曲泉L
考察と想い
問診時に『ちょっと最近飲みすぎかも…』と言っていた患者さんの言葉が決定打となった症例。クリスマス等でアルコールを口にする場面が多く、呼吸器を機能を妨げ頸から背中までの緊張を生んでいた。仕事柄デスクワークが多いため、臀部の緊張を解くと小さな背中の凝りとなり、動きも改善されていったことから施術をスムーズに進めることが出来た。
症例2 背中と肩の張り感
症状と来院理由
仕事柄、身体介助や記録物による書き物が多く常に肩こりを抱えている。特に安静時に痛くてマッサージなどにいったが改善されず相談を受けた。
背中の痛みが朝晩あり、痛み方が広がっていることも気になる。
来院者
20代女性 看護師
来院日
平成30年 10月
施術とその後の経過
肩甲骨の内縁に強い緊張を確認。
肩の動きはこの硬さが影響し関節本来の動きを失っていると考えた。特に側方挙上時に腕全体に痛みが走る。
【内関R・玉陽L・志室R・三陰交RL】
2診目(7日後)
痛む範囲は小さくなったがまだある(凝りが)ような感じがする。
【内関R・玉陽L・志室R・三陰交RL】
【肩甲骨返し・座骨切り】
3診目(10日後)
間隔を離しても問題なかった。この日は腰部に痛みがありココを中心に施術を行う。
【精霊R・殷門R・三陰交RL】
4診目(10日後)
朝起きた時の首の動きが気になる程度になった。
みると上向きがしづらくなっていたため足のツボに鍼をすると改善されたため、すべての治療を終えた。
【上髎R、三陰交R】【肩の無重力】
考察と想い
仕事中は気が張っていたため肩こりが感じづらいと思います。初診時は“いかり肩”のようにピーンと張っていた肩が4診目のときには力が抜けてリラックス出来ていたため施術が終了となった。
本症例は子宮環境を整えることで改善へと繋げました。下腹部の緊張を緩めることで骨盤が安定し、肩の緊張が緩和されたと思います。
症例1 25年前から痛む背中の痛み
症状と来院理由
左の肩甲骨内縁が仕事中に痛む。最近は眠れている感じがしなく痛みで起きることがある。この痛みは仕事を始めてからである。(約25年前)今はシーズンオフであるが休日はゴルフをして終わった夜に同じような場所が痛くなることがあった。
問診時に就寝環境を聞いたところ、左を向いて寝る癖がある。
『整形に行っても…』
『地元(神奈川県)でも整体を受けていたため…』と出張中の室蘭市でインターネットで調べ連絡をいただいた。
来院者
40代 男性 会社員 デスクワーク
来院日
平成30年 1月
施術とその後の経過
左肩の挙上動作で肩甲骨の可動域をみると仕事中の痛みが再現されました。
痛みが再現できたことでこの動きの改善こそがゴールと説明し治療が始まりました。
一診目
触診すると肩甲骨の内縁に強いコリがみられ、挙上動作と同じ場所が痛む。この部分と関係する肘のツボに鍼をしました。
また肩の軸作りに必要な足のツボに鍼をしました。
治療後は左右差なく手の挙上が可能になりました。
変化がみられたことでこの日の治療は終了しました。
二診目 (7日後)
『夜は寝れている感じがします。』
『ただ…2・3日は良かったがここ数日は仕事中に痛くなる』
挙上動作にトラブルは見られなかった。
デスクワークは長時間の同じ姿勢にあるため腹部の緊張を中心に触診をすると特異的な緊張を見つけた。その部分と関連する足のツボに鍼をすることで腹部の緊張はとれた。
三診目 (7日後)
特に痛いとこころは見られない。
この一週間は快適に過ごせた模様であります。身体の歪みを整える整体と癖による患部にかかる負担を減らす鍼を行いました。
身体が良い状態となったためこの日で治療を終了しました。
同時に治療した症状
肩凝り
主に使用したツボ・整体
曲池L、承山L、合谷L
キャットレッチ
骨盤調整
考察と想い
“仕事中に…”・“疲れてくると…”と言う状況になると痛くなる方によく遭遇します。この痛みをどのように共有していくかは困難を極めます。しかし、動きで身体の評価を行うと患者さんの条件つきの痛みを共有できることが多いと考えています。
今回は肩甲骨の凝りが痛み箇所となっていたが“なぜ凝ったようになるのか?”を考えたとき原因は肩が上がりづらくなっていたためと追求できる。
すると肩を上がりやすくなれば、肩甲骨の動きも良くなりコリも解消される。
この場合痛い所を治療していると悪くなっていたかもしれない。治療前からそこまでの道筋が見えていれば自ずと患者さんも納得され治療もスムーズに行うことが出来ました。