ブロックした時に捻挫した足首
症状
昨日のバレーの練習試合でブロック入ったときに味方の足の上に着地してしまい右足を捻ってしまった. 安静時の痛みはないが荷重時の痛みが強く跛行してしまう。腓骨の下半分・内果付近に痛みが強い。 自宅ではアイシングを中心にケアに努め、炎症を最小限に努めた。5日後に大会が迫っていることもあり心配だったため整形外科を受診すると『足関節捻挫』と診断を受け、安静を伝えられた。 数年前も同様の症状で来院した経緯もあったことから連絡をいただいた。
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来院者
女性
10 代
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期間
2021年7月 ~ 2021年7月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
2回
施術と経過
足首の動きを取り戻すことを考え施術に当たった。また、内果付近には圧痛もあったためそれを指標に進めることにした。 身体を確認すると腰部の緊張がみられたためその部に鍼をした。また、背屈の動きを整える目的で脛にあるツボに鍼をした。 すると外側の痛みはなくなり、内果付近に痛みが集中した。そこで対応する膝下にあるツボを使い対応した。 施術後、迎えにこられた保護者から『普通に歩いている』と驚かれていた。 2回目、『バレーのプレーも出来ているし、90%ほどに状態が上がってきた』とのこと。 これまでと同様、足首の動きを整えることを重点的に行い大会に備えた。
使用したツボ
まとめ
典型的な足首の内反捻挫であります。 内反捻挫に対する見解に安静第一であることに異論はありません。ただし、足を捻挫したときの衝撃により、動きに歪みが生じたため痛みが発生していると考えます。従って、動きを整え痛みを解消することを目的で鍼をし、手助けすることは可能であります。
担当スタッフ
洲崎 和広