仕事中に起きる腕の痺れ
症状
1か月前から仕事中(医療事務)に腕の痺れを感じるようになり、それと同時に肩こり背部痛が強く出現した。湿布などで自分で出来ることは行いこれまで経過をみてきたが症状に変化がなかった。家庭生活では症状としては肩こりであり、仕事となると腕の痺れまで感じるため、これ以上の悪化を恐れ同僚に相談すると当院を勧められた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2021年4月 ~ 2021年4月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
まずは、坐位での臀部の緊張を確認しその部と関連する腰部のツボに鍼をした。次に肩の動きに対応するために背中のツボに鍼をした。腕の緊張が残っていたため腕のツボを使うことで対応した。『重たかった腕が軽くなった』と大きな変化があり、最後に指の動きをみると中指の動きが制限されていたため肩甲骨外縁のツボで対応し仕上げた。 後日、紹介者から『調子良いみたいですよ』と経過良好の報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
デスクワーク主体の職業柄、臀部・腕の緊張、肩の動作制限がみられそこにアプローチをしました。デスクワークの時間が長いと気付かないうち身体のクセを作ってしまいそれが症状を誘発する要因となることがあります。そこを見抜けたのが本症例のポイントであります。
担当スタッフ
洲崎 和広