動作時の腰の痛みとふくらはぎの張り感
症状
今年の初め頃から腰から足先までの痛みと痺れがある。1・2月はやや感じていた痛みも3月に入ると無くなり5月になると症状が再び出てきた。7月に入り、2日間しか仕事へ行けない状態になってしまったため整形外科に受診した。検査の結果『軽度の腰椎椎間板ヘルニアであります』と伝えれた。痛み止めの薬と湿布を処方され経過観察中であったが職場の同僚から当院の紹介を受けた。 5月になり症状が再発してきた要因として4月に清掃業に転職したことが考えれられる。特にモップで身体を捻じるときに強く痛む。現場では腰部の側屈を行うと『臀部から指先まで電気が走る』とのこと。足首を背屈するとふくらはぎが張り、立ち上がり動作のときにふくらはぎと臀部に痛みを訴えた。
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来院者
男性
50 代
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期間
2022年7月 ~ 2022年7月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
2回
施術と経過
ふくらはぎの緊張を確認すると軽く触れるだけで痛みを伴っていた。そこで臀部の緊張からふくらはぎと関連する臀部のツボに鍼をした。するとふくらはぎの緊張が緩和され、上部に緊張が残ったため対応する頸部のツボに鍼をした。ふくらはぎがさらに柔らかくなったところで動作チェックを行った。 背屈制限なく、立ち上がり動作もスムーズに行えるようになった。腰部の動きを確認しても症状は出なかった。 3日後、『施術後から仕事へ行くことが出来ている。症状も出ていない』とのこと。職業柄、上半身の緊張が顕著であったため対応することで腰部の負担をやわらげた。経過良好と判断し施術を終えることにした。
使用したツボ
まとめ
腰臀部の痛み・ふくらはぎの痛みが関連するものと考えることでスムーズに進めることが出来ました。本件においてはこの2つの共通ポイントを見出せたことと思います。
担当スタッフ
洲崎 和広