外果付近の痛み
症状
1週間前、朝起き上がった時にズキッとした痛みを外果付近に感じた。嫌な感じもしつつ動いていると外果・アキレス腱部分に異常な痛みを発するようになった。背屈の動きが出来なく歩くと痛いため歩容も乱れる。事務職であるがここ数日は座位保持もできない。座位時の当たる座面と大腿部間に圧迫感がある。また踵を着くように足を下ろしていると症状が出るため脚を組んでしまう。加えてつま先状態を保つとふくらはぎが張り、症状が出てくる。
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来院者
女性
30 代
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期間
2022年8月 ~ 2022年8月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
まずは荷重バランスを考え、肩甲骨外縁のツボに鍼をした。次にハムストリングスの緊張緩和を目的に腰部・臀部のツボに鍼をした。背屈の動きを確認すると痛みは残るが動きを取り戻した。詳しくみていくとアキレス腱側に痛みが変わった。そこで関連する腰部のツボに鍼をした。アキレス腱の痛みが取れるとさらに動きやすくなった。仕上げに鎖骨のツボに鍼をすると歩行時の痛み等なくなり『久しぶりに脚が軽くなった』と喜んでもらえた。
使用したツボ
まとめ
始めは思い当たることがないと言っていたが問診をすすめていくと『暑くなりサンダルを履いたときに親指に体重をかけると痛く、小指側にずっと負担をかけていた』と言われていたことから最初に荷重バランスに注目しました。加えて外果と関わる腰部の緊張を解いていくことで大きく改善されました。
担当スタッフ
洲崎 和広