寝返りのときに起きてしまい、熟睡出来ない
症状
3年前の出産を機に腰痛を抱え、日々悩まされてきた。特に同じ姿勢でいることが辛い。就寝時には途中覚醒してしまうことが多くそのほとんどが寝返りのとき、腰部にドーンと重たい痛みが響くためである。日中は看護師として働いており、中腰になることも多く疲れてくると痛みが強くなる。これまで、リラクゼーション施設に行っていたが同僚からの紹介で当院へ来られた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2020年10月 ~ 2020年10月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
2回
施術と経過
腰部の伸展の動きで痛みが強くなり、仰向けも膝を曲げていないと不可能であった。 そこで、腰背部の緊張から脛のツボに鍼をした。股関節の動きを調整する目的で足指のツボにも鍼を加えた。腰部の伸展の動きをみると腰椎下部に少し痛みが残った。そこで対応する膝裏のツボに鍼をした。 仰向けも可能になったことから施術を終えた。 2回目、『施術後から深く眠れている』とのこと。同様の施術を行うことで再発防止に努めた。 経過良好だったため全ての施術を終えることにした。
使用したツボ
まとめ
『同じ姿勢でいることが辛い』と言う訴えだったため、腰部の支えとなる脊柱起立筋に注目しました。すると胸腰椎移行部に特異的な緊張があり、この部の緊張を解すように考え施術にあたりました。すると緊張が緩和して、動きが良くなることで3年前からの悩みでも解決出来たと思います。
担当スタッフ
洲崎 和広