NEW左腰部のズーンとした重さと膝の内側の痛み
症状

主訴は左の腰部全体の痛みであり、特に朝起きた時に症状が顕著である。痛みはズーンと重たい感覚で、動作時には痛みが増し、静止時には重さを感じる。症状は3日前から始まり、1週間前からは左膝の内側にも痛みがあり、庇うように生活していたため、親指が腫れてきた。日常生活においては、一度寝てしまうと起き上がるのが難しく、脚が冷えて気持ち悪いと訴えている。これまで医療機関での診断や治療は受けていないが、膝の内側の痛みも関連している。
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来院者
女性
50 代
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期間
2025年3月 ~ 2025年3月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では、屈む動きに制限があり、下腿の冷えが見られた。上部腰椎には強い緊張が認められた。施術としては、膝の内側の痛みとの関連性からふくらはぎ、腰部との関連性から膝裏に鍼をした。施術後、脚は温まり、屈む動作を行うとやや痛みが残ったが、関連する膝裏のツボに鍼を施すことで痛みが解消された。初回施術後には、症例者はその場で起き上がり動作を確認し、痛みがないことを確認できた。
使用したツボ
まとめ
今回の症例では、腰部の痛みと膝の内側の痛みが関連していることが示唆された。施術により、痛みの軽減と脚の温まりが確認され、動作の改善が見られた。今後は、症状の再発防止とさらなる改善を目指し、定期的な施術を行うことが望ましい。症例者の生活の質を向上させるためには、日常生活での注意点やストレッチの指導も重要である。
担当スタッフ
洲崎 和広