普段の生活は問題ないがスポーツをすると痛くなる股関節
症状
ハードなサッカーの練習だった1週間前から股関節の痛みを感じ始め、次第に増してきた。普段の生活では痛みが出ないが部活や長距離を走った後など、活動量が増えると股関節の前側に痛みを感じる。最初は湿布をして様子をみていたが痛みが変わらず、大会も近いことから連絡をいただいた。
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来院者
男性
10 代
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期間
2020年8月 ~ 2020年8月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
患部をみると圧痛があり股関節の屈曲・外転・外旋動作時に痛みが出ていたため、この動きの改善を図るべく施術方針を定めた。 まずは内転筋の緊張緩和を目的に背中のツボに鍼をした。次にふくらはぎにある股関節の動きに関わるツボに鍼をした。動作時痛・圧痛が消失したため施術を終えた。 3日後、試合に参加し走り回っていたと報告を受けたため施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
背中やふくらはぎの緊張が股関節の動きを制限し痛みを呈していました。特に本件において注目すべき筋肉は内転筋であります。サッカーで内転筋はボールを蹴るときの補助筋として働き、痛めやすい筋肉であります。また、内側の筋肉であり柔らかくセルフケアも難しい部位かと思いますのでそのような時こそ鍼施術を一手段として参考にしてもらえればと思いました。
担当スタッフ
洲崎 和広