有痛性外脛骨と言われた痛み
症状
テニス部に所属し、春休み期間中から外での活動も増え本格的なシーズンインとなった。日頃の練習を含め練習試合など週5日の活動をしていると次第に外脛骨部が隆起し痛みとなってきた。アイシング・湿布・サポーター等出来ることを行い部活動に参加していたが2週間前には我慢できなくなり整形外科に受診した。すると『有痛性外脛骨と言った成長痛だから部活を休むように』と伝えられた。安静にして過ごしていても圧痛が治まらず、外果周辺にも痛みを感じてきたため連絡をいただいた。
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来院者
女性
10 代
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期間
2021年4月 ~ 2021年4月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
外脛骨部と関連をみていくと後脛骨筋に強い緊張がみられた。そこで、その中で最もコリとなっている部に鍼をした。すると、圧痛が消失し、本人が感じていた歩行時の痛みも消失した。ただ、外果の斜めの下を示し『ココが気になる』とのこと。そこで、膝にあるツボ・足指にあるツボで対応した。最後に炎症反応を取り除くとこちらの痛みも消失した。 1週間後、上肢帯の症状を訴え来院され、経過良好の報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
足首周辺の痛みでありましたが膝や脛・足指にみられた緊張を解くことで改善されました。本件のように周辺組織のアンバランスにより患部に過大な負担となり痛みとなることが多いのでチェックは必要と思います。
担当スタッフ
洲崎 和広