移乗介助で痛めた腰
症状
介護施設で介護員として働いており、1週間前の入浴介助中に痛めた。相手が全介助の人であり通常であれば脇に手を入れ介助を行うがその日に限って入らなく、自分の手だけで移乗動作を行ってしまった。すると腰部にズキズキとした痛みが走りそれ以降コルセットが手放せくなった。しばらく治まっていたが昨日の夜勤中に同様の動作でさらに痛めてしまったことから連絡をいただいた。屈む動き・立ち上がる動きを行うと腰臀部にかけて痛みを訴えていた。
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来院者
女性
40 代
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期間
2021年5月 ~ 2021年5月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
身体の緊張をしていくと腰方形筋部・仙腸関節部に際立った緊張がみられた。そこで関連する手のツボ・肩甲骨内縁のツボに鍼をした所、屈む動き・立ち上がる動きの痛みはなくなった。 これらの動きが良くなると腰部伸展時の動きを気にしていた。 そこで膝裏のツボ・ハムストリングスのツボを加えると動きが良くなった。 『8,9割程痛みが取れた』と言われていたため施術を終えることにした。
使用したツボ
まとめ
手の緊張が腰部の動きを制限し、痛みとなっていた症例であります。身体の要である腰部は全身のあらゆる所から影響を受けるためしっかりと見極めることが出来ると効率的な施術を行うことが出来ます。
担当スタッフ
洲崎 和広