立ち仕事が長時間になると足裏が痛くなる
症状
介護職で数時間の立ち仕事が続くと足裏が痛くなる。昨年の10月から痛み始め、12月に整形外科で『足底筋膜炎』診断を受けた。痛み止めの薬・足首のサポーター・湿布で様子見であったが状態は変わらない。左右共に痛むがハイアーチが強い右の方が強い。10月に引っ越してきたと同時に仕事を辞め、3月から復職し介護職に就いた。
初日は気にならなかったが2・3・4日目と辛くなり最後は家の中を張ってあるくような状態であった。
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来院者
女性
30 代
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期間
2024年3月 ~ 2024年4月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
土踏まず部・内果周辺に圧痛あり、足関節の背屈制限が顕著であった。また、荷重動作である前屈の動きがあると足先の方に痛みが伴った。まずは最も緊張が強かった内果の緊張を取ることを目的に肩甲骨にあるツボに鍼をした。
次に土踏まずとの関連性から脛のツボに鍼をした。
足首の背屈制限、圧痛の消失がみられ仕上げにふくらはぎの緊張を解くと荷重時痛もなくなった。
その後、1か月ごとのメンテナンス目的での施術が続いている。
使用したツボ
まとめ
足裏の痛みは身体のどこの部分との関連性を解くかがキーであります。
本件は肩甲骨との連動を整えました。立ち仕事が続くと言う状態から重心バランスも乱れがポイントであります。
重心を主る肩甲骨の緊張を解くことで足首の状態が大幅に変化しました。
担当スタッフ
洲崎 和広