結帯動作時の痛み、自分の体重を支えきれない
症状
半年前に重い物を左手でもってから肩の痛みが始まった。それからは、日課である柔軟体操をしていても左側だけが伸びが悪くなっていることを自覚していた。最近ではうつ伏せ時の起き上がる動きや結帯動作でズキンッとした鋭い痛みを感じることも多くなったことから連絡をいただいた。
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来院者
女性
40 代
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期間
2020年12月 ~ 2020年12月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
2回
施術と経過
動きを整えることを目的に施術を行った。 結帯動作、外旋動作で制限がみられたため、身体の軸と背骨の緊張を整えることを目的に股関節・背骨のツボに鍼をした。肩の後面に残った緊張を背中のツボで対応した。 2回目『前回は肩の後面が痛かった、ここ数日は前面が気になり始めた。自分の体重を支えることも出来るようになり、日課の柔軟体操も左側が伸びていることに驚いた』とのこと。 同じく結帯動作を行うと前面の痛みを訴えたので背中のツボで対応した。最後に肩こり部・肩甲骨の動きに対応するため足のツボや臀部・肩甲骨のツボで対応すると結帯動作に左右差が無くなり痛みも無くなった。
使用したツボ
まとめ
日頃、柔軟体操を行っている患者さんだっため肩を痛めてからのご自身の身体の変化を伝えてくれ、それが施術を行う上でのヒントとなりました。1箇所を痛めると他の箇所に負担がかかりそれが動きの歪みへと繋がっていきます。そのように考え負担箇所の緊張を取り除くことで対応することが出来ました。
担当スタッフ
洲崎 和広