花粉症 夜になると鼻水、日中はくしゃみ・目のかゆみが出現
症状
数年前から花粉症に悩まされていた。6年前に本州から北海道に引っ越しをしてからは耳鼻科で処方された薬(スギとヒノキの陽性)で対応できていたが今年はこれまで通りの効果はなく、夜になると鼻水が垂れ睡眠障害を起こし、日中はくしゃみ・目のかゆみが強く現れることで生活に支障をきたしていた。 左の胸鎖乳突筋を中心に凝り感が強く、常に左の首や肩が重たい。
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来院者
男性
60 代
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期間
2024年4月 ~ 2024年5月 -
頻度
ほぼ毎日 -
通院回数
9回
施術と経過
訴えが強かった左の首を中心に花粉症との関連性を考え展開した。 後頚部・手足末端の冷えが強かったことから頸背部の緊張を解き、血液の巡りを促した。 3回目の時には『目の痒みが気にならない程度になった』とのこと。 この間に一度薬を飲み忘れたことがあり、酷く症状が出現した。 5回目からは爪甲根部の施術を加えると格段に状態が上向き、施術後の状態が長続きするようになった。 6回目からは薬を飲まなくても状態が安定し、9回目の時に施術間隔を開けても症状が出なかったことから一旦終えることにした。
使用したツボ
まとめ
首肩にこりがあり、顔に熱が溜まりやすい状態になっていました。そこで、頸背部にみられた緊張を解いて手足末端の方へ血流を促すように考えました。 滞りが減ることで徐々に手足・後頚部の冷えにも変化が現れ症状が変化していきました。 花粉症をみていく中で下部頸椎から上部胸椎は重要な箇所であり、一つ一つの椎体の独立性が保たれる必要があります。
担当スタッフ
洲崎 和広