黙っているときの方が辛い腰痛　

症状

2年前にぎっくり腰になりそれから腰痛を覚えるようになった。今回は2日前からの痛みであり、今年に入り痛む頻度が頻回になってきた。力仕事のため仕事中はあまり感じることはないが運転しているときなど黙って座っているときの方が痛みを感じやすい。特に今回は起床時に『固まったような感覚が強い』ため連絡をいただいた。

施術と経過

腰部の動きを確認すると伸展時に痛みを訴えた。腰臀部の緊張を詳しくみていくと臀部の緊張が際立っていたため該当部に鍼をした。次に下半身の緊張を取り除くことを目的にハムストリングスのツボに鍼をした。 確認を行うと動作時痛がなくなり『身体が軽く感じる』とのこと。 仕上げに股関節の動きを整えることでさらに作用を高めた。翌日、家族の紹介もあり経過良好の報告をいただいた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 臀落L
• 殷門L
• 豊隆L

まとめ

静止時の腰痛パターンであり起床時に特に痛む症例。ポイントは臀部ー腰部との連動、腰部の支えとなる股関節との関連性を解いたことであります。

担当スタッフ

洲崎　和広