スポーツなど過剰な負担になると痛む膝
症状
アメリカンフットボール部に所属し、2週間前にあった試合の時からサイドステップをすると膝の内側に痛みが出る。また、踏み込んだり脚で後方へ駆る動作でも同じように痛みが出る。過度の負荷がかかると走れなくなることもあり、大会も近いため連絡をいただいた。
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来院者
男性
20 代
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期間
2019年4月 ~ 2019年5月 -
頻度
週1回程度 -
通院回数
3回
施術と経過
膝の内側裏側に小さなコリがありこれが動作時痛と関係していると考えた。そこで、重心バランスを整える目的で肩甲骨内縁にあるツボに鍼をした。また、股関節の動きを調整する目的で足指にも追加した。 コリが小さくなり動作時痛も緩和されたため1回目の施術を終えた。 2回目『駆る動作時に若干痛みを感じる。練習強度を高め、大会まで良い状態で臨めそう』とのこと。前回の施術に加え、膝関節屈曲動作に関わる腰部のツボに鍼をした。 3回目『無事に大会終えることが出来た』と報告があり。残っていた身体の緊張を取り除き全て終えた。
使用したツボ
まとめ
患部の緊張を全体観察を行ったうえで解いた症例であります。 特にスポーツ場面においてパフォーマンスの良し悪しは重心バランスと考えています。 患者さんにとっての動きやすさを実感してもらい、動作時痛も改善されました。
担当スタッフ
洲崎 和広