屈むと痛い腰
症状
清掃作業の職業で4日前に棚の下をモップで拭こうと屈んで手を伸ばすと腰から臀部にかけてボワーンと広がるような鈍い痛みが走った。その後休日などを挟み安静にしていたが症状は変わらなかった。 以前もこのような症状になったときに整形外科へ行ったが積極的な治療は行われなかったため当院へ連絡をいただいた。 腰部の動きでみると屈むと一番痛く、捻じる・反るに対しても痛みを伴う。
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来院者
女性
50 代
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期間
2019年5月 ~ 2019年5月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
2回
施術と経過
立ち仕事のため下肢に緊張が見られた。腰部の過緊張を取り除くためにも下肢の緊張を和らげ、腰部の動きを整えるように施術を組み立てた。 まずは肩甲骨の外縁あるツボとハムストリングスにあるツボに鍼をし、腰部の調和を図った。すると屈む動作痛は無くなった。次に仙腸関節部に強い緊張が見られたため、肘にあるツボで取り除いた。 2回目、『臀部の痛みのみ残っている』とのこと。 股関節の動きを整えると臀部痛も消失したため施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
職業柄下肢の緊張、肘や肩甲骨の動きづらさが腰部に緊張を与え痛みの原因となっていました。このように“どのようにして痛くなったのか?”を一緒に考えていくことで改善の道も早まると考えています。
担当スタッフ
洲崎 和広