箱を取ろうとして痛めた腰
症状
パチンコ店に勤務しており昨日の仕事中にパチンコ玉が入った箱を持ち上げようと手を伸ばした時に腰にピキッと鋭い痛みを感じた。そこから、楽な姿勢も見つからず一晩寝れずに過ごした。翌朝起きて何とか仕事へ行くも出来る業務もなく、友人に付き添われ来院された。
-
来院者
女性
30 代
-
期間
2019年8月 ~ 2019年8月 -
頻度
ほぼ毎日 -
通院回数
2回
施術と経過
楽な姿勢もなく、待合室で待っているだけでも辛そうなくらいであった。 患部をみると仙腸関節を中心に広範囲に炎症が見られた。はじめに座位を確保できるように考えた。 胸椎にある炎症に関わる特異的なツボに鍼をすると腰部に感じていた痛みも和らいだ。また、肩甲骨内縁にあるツボと外縁にあるツボに鍼をすると座位をとれるようになった。 施術による変化を共有できたため1回目の施術を終えた。 2回目、『昨日より良いが立ち上がり・寝返り動作に痛みを感じる。ただ、久々に一回目も起きることなく寝ることが出来たので嬉しい』とのこと。 左の仙腸関節部に炎症が残っていたため前回の施術に加え足のツボを追加した。すると動作に対しての痛みもなくなった。最後は飛び跳ね『先生、こんなことも出来ますよ』と笑顔でお話されたので全ての施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
箱を取るという動作を考え身体を診ていくとポイントである肩甲骨に緊張が見られました。そこでこの部の緊張を取ることで連動する仙腸関節へアプローチすることが出来ました。
担当スタッフ
洲崎 和広