チェストフライをして痛めた上肢
症状
最近、基礎体力作りのためにジムに行き始めた。4日前に行ったときにいつものようにチェストフライをしていると身体を縮める動きから伸ばすときにいつも以上の負荷を感じるとそのまま左上肢全体が痛み出した。その場で運動を中止し、湿布を張ることや痛み止めの薬を飲むなどし、経過をみた。しかし、生活においても肘を曲げ伸ばしするだけでも痛く、黙っていても小指側にピリピリとした痺れを感じる。肩にも重だるさがあり左上肢全体が不調になった。 1年前に当院へ通院していることから連絡をいただいた。
-
来院者
男性
40 代
-
期間
2019年10月 ~ 2019年10月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
マシーンの動きから背部に注目した。 緊張がみられた背部の箇所に鍼をすると手の痺れ、肘の痛みが緩解された。次に肩甲骨の外縁にある緊張点に鍼をすると前腕部にみられた緊張が緩解された。 最後に動きの軸を考え、腰部にみられた緊張点に鍼をすると動作時痛、痺れなど抱えていた症状が消失したため終了とした。
使用したツボ
まとめ
本症例は過度な身体への負荷が要因となっており原因がわかりやすかった。背部に注目するとポイントで緊張点を触れることが出来たのも大きかった。マシーントレーニングにおいては間違った使い方をするとこのように身体を痛めることに繋がるので自己流にならないように注意してほしいと思います。
担当スタッフ
洲崎 和広