階段を降りるときの痛み、正座もうまく出来ない
症状
7月の下旬足関節捻挫をして、それ以来2か月整形外科へ通った。当初あった腫れ・痛みは治まったが生活動作である階段を降りるときの痛み、正座動作をうまく出来ない。このことを医師に相談すると『徐々に良くなります。』『自分でリハビリしてください』と言われたが改善できなかった。そのためインターネットをみると当院の症例報告で同じような症状の方の改善されたことに目が行き連絡をいただいた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2019年10月 ~ 2019年10月 -
頻度
週1回程度 -
通院回数
3回
施術と経過
足関節の背屈の動きに制限がかかっていた。そのため、この動きを取り戻すことを施術方針と定めた。脛にあるツボに鍼をすると足関節の動きは回復された。次に股関節の屈筋群も緊張が見られたため足指の対応するツボに鍼をした。足関節の動きの制限がなくなったことを確認し1回目は終了した 2回目、『階段が降りやすくなった』とのこと。足関節の動きに若干の制限がみられたため前回と同様の施術を行った。また、足関節の動きに関わる鎖骨のツボを加えた。 3回目、『気にすることなく過ごせた』とのこと。 これまでと同様の施術を行い再発予防に努め、施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
患者さん本人でさえも気付かなかった足関節の動きである、背屈動作に焦点を当てた症例であります。この動きを取り戻したことで足の動きが回復し痛みも解消されたものと思われます。
担当スタッフ
洲崎 和広