2か月ほど前から左足が動かしにくい
症状
2か月ほど前から左足が動かしづらい。休息時など長坐位をとると足の後面に痛みと痺れがある。朝の起掛けは跛行することが多く、今まで他の治療院へ通っていたが改善されなかったため当院へ連絡をいただいた。 座位では、足の後面に痛みがあり長時間に及ぶと痺れも出る。また、立ち作業の時間が長いと同じように症状が誘発される。腰を反っても症状が誘発された。
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来院者
男性
30 代
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期間
2019年8月 ~ 2019年9月 -
頻度
週1回程度 -
通院回数
6回
施術と経過
座位をとれるように第一に考え、臀部の緊張を取り除くことを優先させました。 緊張部である臀部と関わり深い脛にある2つのツボに鍼をしました。また、肩甲骨外縁にあるツボに鍼をすると臀部の緊張は緩み、『座っていても痛くない』とのこと。 2回目、『立っていると大腿部の後面が痛くなってくる』とのこと。 特にお尻の付け根あたりに強い緊張がみられたため腰のツボを使い和らげた。また、股関節の伸展の動きに注目し関連する足指にあるツボに鍼をした。 3回目、『跛行は完全になくなった。立ち作業の仕事がなければ普通に暮らせる程度になった』とのこと。 1回目と同様の施術方針のもと、仙骨のツボを加え腰部の全体的な緩ませた。 4回目、『腰を動かしても痛みはなくなった。スッキリとした日々を送れている』とのこと。 最後には腹部の緊張を取り除き同様の施術方針で間隔を空けても良好だったため6回で全て終えた。
使用したツボ
まとめ
一回の施術で全ての症状が取れるわけではないがステップを踏むことで改善を目指しました。1回目で座れる時間が確保出来て精神的にも落ち着きを取り戻したのではないかと思っています。下肢の症状は臀部の緊張が原因でありました。ここを解すことで改善することが出来ました。
担当スタッフ
洲崎 和広