妊娠29週逆子と股関節の悩み
症状
前回の検診に続き、2日前の妊娠29週の検診時も逆子(右横位)であることがわかった。逆子体操の指導も受けたが他の手段を調べたところ“逆子に鍼灸が有効”と言う記事を見て地元の鍼灸院を検索し、連絡をいただいた。この逆子に加えて、妊娠初期から台所に立っていると右の股関節がだるくなってきて右足を足台に乗せていないと作業できないと言う症状もあった。
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来院者
女性
30 代
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期間
2020年1月 ~ 2020年2月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
6回
施術と経過
赤ちゃんの状態と症状から股関節前面部の緊張を取り除くことを考えた。足指にあるツボに鍼をすると緩解された。また、腹部の緊張から脛にあるツボに鍼をした。さらに肘のツボを使うことで緩めた。 4回目まで同様の施術方針にて行い、この後の定期検診では『左横位である』ことがわかった。5回目からは股関節の症状はなくなり、腹部の緊張を和らげるように施術を行った。左の臀部に緊張が見られたため足のツボを加えると冷えていた脚が一気に足が温まるのがわかった。 6回目の施術後に定期検診であり『逆子が改善されていました』とメールで報告を受け、施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
妊娠初期からの股関節の悩みであったが足指のツボを使うことで解消することが出来た。逆子の改善にも立っているときに感じていたストレスがなくなったことが大きいと思われます。画像所見を聞いて施術をすすめ、臀部の緊張と腹部の緊張が緩め環境を整えることで赤ちゃんも正常位になってくれたと思います。
担当スタッフ
洲崎 和広