肩凝りを感じてから仕事に集中しづらい
症状
デスクワークを主体とした仕事をしており日頃から肩こりに悩まされてきた。最近は特に仕事中に症状を感じ重くのしかかるような負荷を首ら肩にかけて感じるようになった。肩こりがあると取り組みたい仕事も出来ずなかなか集中できないためインターネットで当院を知り、連絡をいただいた。
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来院者
男性
50 代
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期間
2020年4月 ~ 2020年4月 -
頻度
週1回程度 -
通院回数
3回
施術と経過
よく話をきくと仕事中に肩のストレッチを行うが右の肩が動きが悪く思うように動かすことが出来くなっていた。そこでまずはこの肩関節の動きを取り戻すように施術を行った。肩関節の屈曲動作を行うと肩の後面にツッパリ感が出現した。身体をみると臀部の緊張がみられたため、関連するふくらはぎと手指にあるツボに鍼をした。さらに肩関節の起点にも働きかけるため足にあるツボにも鍼を加えた。動作をみると動きの回復がみられたため施術を終えた。 2回目、『動きは問題ないが肩こりがやや残る、状態は良い』とのこと。 肩こりを感じる部位との連動から臀部・背部のツボに鍼をするとコリ感は消失した。 3回目、『ほとんど痛みなく仕事に集中できている』とのこと。 これまでの施術を行い再発予防に努め、終了となった。
使用したツボ
まとめ
デスクワーク主体のため臀部に緊張がみられた、これが肩こりを起こしていた要因と思います。そのように考えると肩のコリ部分に鍼をするよりも連動する臀部の緊張を解くことで動きの回復とコリの消失をできるのでその方が患者さんの要求に応えられると思いました。
担当スタッフ
洲崎 和広