仕事をしていると腰からお尻にかけて重たくなってくる

症状

２か月前の異動によりデスクワーク主体の仕事になった。それから椅子が合わないのかわからないが今まで感じることのなかったドーンと重たい腰痛が仕事中にある。数週間前までは仕事場だけでの痛みであったが最近では家でも同じように感じ、座椅子に座っているときが気になる。今まで湿布等で耐えてきたが自分ではどうにも出来なくなり連絡をいただいた。

施術と経過

仕事場・自宅での状況から臀部の緊張・腰部の緊張を確認した。また患部を触れると冷えており、患者さんは自覚がなかったため自分の手で確認してもらった。 姿勢筋に注目すると腰部脊柱起立筋に大きなコリがあり、これに対応するために足のツボを使った。次に臀部の緊張は股関節外旋可動域制限を示していたことからふくらはぎのツボを使った。加えて臀部のツボに鍼をした。股関節可動域を取り戻して患部が温まったことを確認した。 ２回目『少しだけ芯が残っている、前回より状態は良い』とのこと。前回のツボに脛のツボを加えることでさらに臀部の緊張を緩めた。 『こんなに腰が軽く感じるは久しぶりです』と言われていたので一旦様子をみていただくように伝えた。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 委中L
• 陰谷L
• 胞肓L
• 築賓L
• 条口L

まとめ

特定の箇所に緊張する癖を修正することで症状を抑えることも可能であります、本症例は職場が変わったことによる外的な環境を考え腰部・臀部の緊張を取り除くように施術を組み立てました。

担当スタッフ

洲崎　和広