数日前から肩が挙がりづらくこのまま五十肩になるではないかと心配
症状
数日前から肩の重だるさが気になり服の着脱時に肩関節のひっかかりを感じるようになった。そのうち動かしていると『手を横に挙げると肩関節の中央が痛く挙がらない』ことがわかった。右肩関節は全可動域動かすことが出来るが左肩関節は側方挙上が130°程度である。職場の同僚に1年以上五十肩に悩まされている人がいたので、同じようになるのではないのかと心配そうに連絡をいただいた。
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来院者
男性
40 代
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期間
2020年6月 ~ 2020年6月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
右の側軸に注目すると腓骨筋に緊張がみられた。そこで腓骨頭の下にあるツボに鍼をした。すると左肩関節の側方挙上が180°可能になった。肩をグルグルと回していると『後ろにもってきたときに肩の裏側が痛む』と言うことで手の甲にあるこの部と連動するツボに鍼をした。動きの確認をし施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
ベッド上に腰掛けながら問診を行いましたが話している途中、右の手を45°に開き右に体重を乗せながら話するクセに気づきました。そこで右側にある腓骨筋のツボを使って身体のクセに対してアプローチしました。本件においては、肩関節自体に問題があるのではなく支える下半身の影響を取り除くことで症状改善となりました。
担当スタッフ
洲崎 和広