久しぶりのテニスサークル活動後に感じた腰の痛み
症状
休業明けのテニスサークル活動で土・日曜日と活動した。久しぶりであったためか日曜日の午後から腰痛になった。最後の方にはスマッシュ動作が一番痛み、思うように身体が動かなくなってきた。家へ帰り湿布を貼り様子をみても痛みは変わらず、仕事へ出るとさらに増してきたので通院歴がある当院へ連絡をいただいた。 来院時、常時重たく座っているだけでも腰臀部に痛みがあり、立ったり座ったりするのも辛かった。
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来院者
男性
20 代
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期間
2020年6月 ~ 2020年6月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
2回
施術と経過
上肢特に肩甲骨と腸骨の連動に注目した。背中にみられた緊張点に鍼をすると座っているときの痛みが大幅に改善された。立ち座り動作はできるようになり、腰の動きをみても屈む動きのみ残った。そこで、腰部にみられた緊張を足のツボでとると動作時痛も改善された。 2回目『施術後からかなり調子が良い、今日はメンテナンス目的できました』とのこと。 そのため前回と同様の施術を行い終えた。
使用したツボ
まとめ
本件のように全体的な痛みで『どこが痛いですか』と聞いても答えることのできないケースは多々あります。このような時、どのようにして痛めたのか?と言うことがヒントになります。テニス動作を考えると肩甲骨の緊張が腰部の過緊張を及ぼしていることから1本1本確かめながらすすめていきました。また、通院歴がありその人の背景を理解出来た上で施術できたのも大きかったかもしれません。
担当スタッフ
洲崎 和広