右横位の31週逆子
症状
31週の経産婦、前回の検診時に『右に頭、背骨は上を向いている横位』と言われる。これまで2人の子供を産んできたがこのような経験はなかった。逆子体操に取り組むも状態は変わらなかった。切迫早産の可能性もあり、積極的に運動することも出来ない。そこで次の検診まで3日しかなかった時点で住んでいる地域で逆子施術に取り組む当院を知り連絡をいただいた。
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来院者
女性
20 代
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期間
2020年7月 ~ 2020年7月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
お腹を中心に触ると右季肋部に緊張がみられ、下腹部の冷えを確認できた。そこで手足のツボを使い対応した。10分置鍼中、胎動が活発だった。次に背中をみると横隔膜を示す部・背中に緊張がみられたため臀部のツボを使った。施術後に下腹部が温まったことを確認すると『これなら安心して通院できそうですね』と喜んでいた。 3日後の検診後に結果をメールをしてもらう約束をし施術を終えた。 検診後に『正常位になっていました、ありがとうございました』と言う趣旨のメールをいただき、本件の施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
赤ちゃんにとっての環境を整えることを考えると身体の緊張と冷えの確認が必要であります。逆子状態でも動くスペースを作ってあげ安心して赤ちゃんが頭を預けられるようにと考えました。逆子施術においては、身体の緊張と冷えの確認がポイントとなると思います。
担当スタッフ
洲崎 和広