介護負担が重なり発した腰痛
症状
二週間前から旦那様の介護を在宅で行うようになり、日に日に腰痛が増していった。中でも移乗と入浴動作が痛く、踏ん張りがきかなくなった。実際腰を動かしてみると前屈時に腰から臀部にかけて筋肉が突っ張る感覚が再現された。
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来院者
70 代
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期間
2020年7月 ~ 2020年7月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
腰部を触れると腰部を支える腰方形筋上と脊柱起立筋上に強い緊張がみられた。そこでこの部と連動する手のツボと臀部のツボ・膝裏のツボに鍼をした。この時点で前屈動作が出来るようになり、次に移乗動作でみると腰を捻るときに痛みがでていた。そこで関連するふくらはぎのツボに鍼をすると腰の動きを取り戻した。 一週間後、患者様の家族が来院され経過良好なことを伝えてくれた。
使用したツボ
まとめ
『踏ん張りがきかなくなった』ことから身体の支えとなる部分に注目したのが本症例であります。また現場で実際の動きを行ってもらいどの動きに問題があるかをチェックし、施術に繋げることが出来たのも良かったと思います。
担当スタッフ
洲崎 和広