頭痛・呼吸が浅く、元気が出ない
症状
数週間前から後頭部からコメカミにかけてズキズキとする痛みがあり、夜も眠れない日々が続いた。そのためか頭痛を感じてからは呼吸が浅く、元気が出ず疲労感や倦怠感が強かった。手の痺れなどなかったため、筋肉的なトラブルと判断し1週間前には整形外科へ受診した。そこでは『ストレートネックですね』と言われ痛み止めの薬と湿布が処方された。渡されたパンフレットに専用エクササイズが載っていたがやっても効果を感じず、これ以上の薬を飲むことにも抵抗があることから違う手段として当院へ連絡をいただいた。
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来院者
男性
30 代
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期間
2020年7月 ~ 2020年7月 -
頻度
週1回程度 -
通院回数
2回
施術と経過
後頭部に圧痛があり、左の肩こりを強く訴えていたことから肩関節挙上の動きでみると左側に制限がみられた。また、ふくらはぎの冷えもみられたことから関連するふくらはぎ・臀部・腰部のツボに鍼をした。5分置鍼していて起き上がると『途中から鼻から呼吸出来るようになりました』と驚かれていた。頭痛の消失を確認し、残った頸部のコリを解すために手のツボを使うことで仕上げた。 2回目、頭痛の消失・肩の可動性を確認した。残っていた緊張部にアプローチすることで再発予防に努めた。
使用したツボ
まとめ
肩の動きでみることで共有を図り、ふくらはぎのツボを用いアプローチしていきました。後頭部の緊張に目を向け施術を出来たのが本症例のポイントであります。
担当スタッフ
洲崎 和広