下から上を向くときに首振り人形のように首が動いてしまう
症状
1年程前にラーメンをすするとき、頸が無意識に揺れ首振り人形のように動いてしまうことを友人から言われて気が付いた。特にすするような動作やペットボトルで水分を含むときにこの現象が現れ、過度に下を向かなければ揺れることはない。上を向きづらいことを自覚しているがこれまで生活に支障がでなかったため、気にしていなかった。これまで骨や神経を調べるために様々な医療機関へ行ったがどこも問題はないと言われ、最後の手段として当院へ相談をいただいた。
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来院者
女性
40 代
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期間
2020年8月 ~ 2020年9月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
2回
施術と経過
頸の動きをみていると頸椎下部の関節の動きが悪いため、揺れているようにみえた。そのため、この部分の動きを取り戻すように施術を行った。 腰部・鎖骨に関連する部があるために鍼をした。すると上向き動作がかなり改善された。 2回目、『施術後から少し怠さがあったがすぐに治まり呼吸がしやすくなったように感じる、ペットボトルで水分を含んでみたがいつもより飲みやすく揺れることはなかった』と喜びの言葉をいただいた。そこで同様の施術を行い、経過も良かったため一旦施術を終えることにした。
使用したツボ
まとめ
関節の動きの悪さが顕著だった症例でありました、そこで頸の動きと関係する腰部・鎖骨に鍼をすることでこの動きの悪さに対してアプローチしました。頸は全身と関連するため、全身観察を欠かせません。
担当スタッフ
洲崎 和広