肩の痛みで起きてしまう
症状
ここ数週間、夜中に肩の痛みで起きてしまうことが続いていた。心配になり5日前に整形外科に行くと『癒着性関節包炎』の診断を受けた。日中、肩の動きに問題を感じないがこのままの生活が続くとさらに悪化する心配があるため、紹介で当院へ来られた。
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来院者
男性
20 代
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期間
2021年2月 ~ 2021年2月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
肩の動きをみると内旋外旋制限・患側を下にする側臥位をとると痛みが再現された。 まずは軸を整えるべく、股関節にあるツボに鍼をした。次に胸椎の捻じれを考え背中にあるツボに鍼をした。 すると、外旋時の後面の突っ張りだけが残った。そこで、胸椎のツボ・背中のツボを加えると内外旋の動きに制限がなくなった。患側を下にした側臥位も取れるようになったことから施術を終了とした。 数日後、症状消失の連絡を受けた。
使用したツボ
まとめ
初期の癒着性関節包炎と思われます、挙上の動きが取れていたことから回旋の動きにフォーカスすることで一回で大きく改善された症例であります。本症例で示した通り、胸椎の捻じれは肩関節の動きと直結するため大事なポイントと思います。
担当スタッフ
洲崎 和広