歩くと太ももが重たく、走ることが出来ない
症状
約1年前に広がったコロナウイルスの関係で在宅時間が増えたことで運動不足になった。出歩くことも少なくなり、筋力低下を自覚しながらも何も出来ないでいた。3月に入り雪解けが進んだことで外出意欲が出て、散歩から始めてみたが歩くと太ももが重たくなり、長い時間歩くことが難しいことに気が付いた。日を追うごとに左だけだった症状も右にも感じ両太ももが日常生活でも重たく感じるようになった。ウイルスが流行る前は走ることもできていたため、相談をいただいた。
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来院者
男性
60 代
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期間
2021年3月 ~ 2021年3月 -
頻度
週2~3回 -
通院回数
3回
施術と経過
腰部・股関部の緊張を確認すると左の方が強かった。また、左のハムストリングスの緊張、腰部伸展・股関節外旋動作制限がみられたためこれらを改善すべく施術に取り組んだ。 動作制限に目を向け、腰部のツボ・膝裏のツボ・ふくらはぎのツボに鍼をした。すると動きを取り戻した。仕上げに股関節の動きを整えた。 2回目、『昨日の大雪で腰が怠くなった程度でそれまで大丈夫だった』とのこと。 同様の施術方針で腰部・股関節の動きを整えることに重きをおき行った。 施術後には、1回目ではなかった脚の冷えの改善がみられた。 3回目、『走れるほど回復した』とのこと。 同様の施術方針で行い再発防止に努めた。
使用したツボ
まとめ
ストレッチの習慣がある方であり、本人も腰部・股関節の動きの悪さを自覚していました。施術でも最終目的である動きやすい身体作りをお手伝いすることで改善された症例であります。
担当スタッフ
洲崎 和広