テニスが出来ない程の足の痛み
症状
部活動でテニスをやっており、2週間前の練習中から足首付近が痛むようになった。そのまま続けているとさらに悪化し、歩行時痛・圧痛・腫れが出現した。そのうちテニスもプレー出来なくなり、自力でのケアとして湿布・ストレッチをしていたが症状改善には繋がらなかった。来院される4日前には整形外科にかかりレントゲン検査から『有痛性外脛骨』の診断を受けた。2か月安静とサポーターの着用を言われたが出来れば安静にしていたくないため連絡をいただいた。
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来院者
女性
10 代
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期間
2021年4月 ~ 2021年4月 -
頻度
1回通院 -
通院回数
1回
施術と経過
背骨をみると炎症反応がみられたため、背骨のツボに鍼をした。次に圧痛ポイントから足首と膝の関連を考え、膝部に鍼をした。仕上げに足首の緊張を考え、足指に鍼をした。 足の圧痛・歩行時痛が消失したため施術を終えることにした。 身体のクセによるものが大きいと判断し、痛みが出るよう出ればすぐに連絡をしていただくように伝えた。 1か月後に違う症状で来院、経過良好の報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
外脛骨の施術と言うよりも現れていた症状に焦点を当て施術を行いました。膝・足首の関連を紐解くことで大きく改善されました。本件のように診断名に左右されることなく、症状に対して素直に向き合うことで速やかに改善される症例は現場にて往々にあります。
担当スタッフ
洲崎 和広